▼コラム「2022年の感謝を込めて」
2022年も残すところ、あと僅かとなりました。皆様にとって、どの様な年だったでしょうか。
ウクライナの戦争、安倍元首相の銃撃事件、そしてパキスタンでの洪水を始めとした多くの気候変動が原因と思われる自然災害もありましたが、スポーツ界を中心に、FIFAでの日本チームや大谷選手の躍進など、コロナを脱して、次への希望を象徴するような出来事も沢山あった年でした。
サステナビリティについてはいよいよ社会課題としてだけでなく、企業戦略のど真ん中となり、ESGへの取り組みが企業価値を決める、重大な要素の一つとして考慮される世の中となりました。一方ESGウォッシュが叫ばれ、何のためのESGなのかが議論されましたが、この傾向は来年以降も続きそうです。
SDG インパクトジャパンは設立2年目となり、幾つかの大きな芽を育て始めました。実際スタッフに今年の漢字を聞いたところ、芽、起、挑、二、拓、発、翔と、スタートの年だった事が感じられました。
以下、今年の当社の5大ニュースをシェアさせて頂きます。
1. NextGen Japan ファンドのローンチ
明治安田生命様と共同にて、気候変動やジェンダー平等といったインパクトの創出を目的の一つとする、NextGen ESG Japanファンド*をローンチしました。こちらは欧州のSFDR9条の方針に準拠する運用戦略で、北欧のNordeaにて長年に渡りサステナビリティのヘッドを務めたサシャ・ベスリックが、Chief Strategy Investment Officerを務めています。
2. AgFunder Agri-Food Tech Impactのローンチ
シリコンバレーにて、アグリフードテック分野の草分け的なVCであるAgFunderと共同にて、農業と食分野の革新的なテクノロジーに投資するインパクトファンド*を組成しました。日本のLPの会社様との協業も始まりました。
3. 明治安田生命様との業務提携・協業スタート
明治安田生命様とサステナビリティ分野における戦略的業務提携を締結致しました。志を同じくする同社様と、社会にポジティブなインパクトを与える取り組みを更に進化させて行きます。
4. スタッフ拡大
スタッフの数が1桁から2桁となり、気候変動、マイクロファイナンス、コンサルティングなど様々なバックグラウンドの専門家、そしてNextGenファンドのサシャ・ベスリックも来日しました。
5. RIMM Japanが東京都の「グリーンファイナンス外国企業進出支援事業」に選ばれました!
RIMM Japanが日本での業務を本格的に開始。東京都の「グリーンファイナンス外国企業進出支援事業」に採択されました。シンガポール本社と一層連携を強くし、日本の皆様のお役にも立てるよう、事業を拡大して行きます。
*SIJはNextGen ESG ファンド、AgFunder SIJ ImpactファンドのESG/インパクト管理のアドバイザーを務めています。
来年は卯年にちなんで、日本と海外をつなぐSDG事業を一層飛躍させる様、努力して参りたいと思いますので、引き続きのご支援ご鞭撻を賜れますと幸いです。
どうぞ良い年末年始をお迎えください。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
SDGインパクトジャパン一同
▼SIJの活動状況・ニュース
■ AgFunder x SIJファンド追加出資のお知らせ
AgFunderと弊社が共同で運営するアグリテック及びフードテックに投資するインパクトファンド「AgFunder SIJ Impact Fund」に、キユーピー株式会社様と株式会社中島董商店様からの出資を受け入れることとなりました。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
そのほかのニュースはこちら
https://sdgimpactjapan.com/jp/news/